ブリッグハウス&ラストゥリック・バンド(Brighouse & Rastrick Band)が首席コルネット奏者としてキャスリーン・ガシュポス氏(Kathleen Gaspoz)を迎えたことを発表しました。
バンドの長い歴史の中で、このポストに就く最初の女性ということになるそうです。
キャスリーン・ガシュポス氏は、スイス・アルプスのヴェックスという村で生まれました。
スイスのコルネット・チャンピオンに3度輝いています。
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック(Royal Northern College of Music)で音楽の修士を学び、また大学院のディプロマを履修するため、2015年に英国に移住。
スイスのナショナル・ユース・バンドとヨーロピアン・ユース・ブラス・バンドの首席コルネット奏者を務めた後、ブラック・ダイク・バンドのメンバーになりました。
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックでのマスタークラスで彼女の演奏に感銘を受けた指揮者のデヴィッド・キング(David King)が彼女にアプローチしました。
キャスリーンは、彼女の新しい予定について、
「有名なブリッグハウス&ラストゥリック・バンドの首席コルネットに任命され、このような生涯の目標を達成することは光栄です。 デヴィッド・キング教授の音楽性は常に私の演奏のインスピレーションの源であり、彼の支持を得ることは大きな栄誉です。
過去2年間、ブラック・ダイクで演奏することは絶対的な喜びでした。 私はブラック・ダイクでの素晴らしい経験と思い出、そしてもちろん生涯の友人達を伴っていくでしょう。
私がこの新しいエキサイティングな章で、ブリッグハウス&ラストゥリック・バンドの首席コルネットに任命されたことに全く驚いています。 私はバンドと一緒にオーステンデのヨーロピアン選手権で演奏するのが待ちきれません。」
とコメントしています。
この任命は、現在の首席コルネット奏者ドミニク・ロングハースト氏(Dominic Longhurst)がソプラノ・コルネットを務める選択をしたことから行われました。
この個人的な決定は、ドミニクが彼のオーケストラのキャリアを進めるための多忙なトランペットのスケジュールと一致するように作られています。
バンドの広報担当者、ライアン・ワトキンス(Ryan Watkins)氏は、
「ブリッグハウス&ラストゥリック・バンドの首席コルネット奏者としてのキャスリーン・ガシュポス氏の起用は、最近のアラン・モリソン氏(Alan Morrison)の引退の発表に伴うドミニク・ロングハースト氏のソプラノ・コルネットへの移動という同じくエキサイティングな内部起用と一致しています。
ドミニクとキャスリーンは両名ともロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックで学ぶ留学生で、今日(こんにち)のブラスバンド界では最高級の若手金管奏者です。
ブリッグハウス&ラストゥリック・バンドのメンバーは、この新しくダイナミックなデュオからいくつものエキサイティングな演奏が聴けることを楽しみにしています。」
とコメントしています。
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